環境殺菌消毒サービス、微生物検査受託試験、エアロゾル噴霧器、研究用実験機器、細胞実験装置
VITROCELL® 24/24 Exposure Module
セルカルチャーインサート24個用(24ウェルサイズ)

VITROCELL® 24/24 モジュールは、哺乳類動物に由来する細胞にエアロゾルガス、たばこ煙等の混合物、ナノ粒子、あるいは粉塵などの空気中に存在する物質を直接ばく露させる研究のために開発された装置です。実験には通常一台のモジュールの中でそれぞれ4ウェル(4×5)の被験物質の暴露用に使用し、残りの4(4×1)ウェルはクリーンエア対照用に使用します。また、濃度匂配が可能なため、一回の実験で正確な濃度やその実験結果を得ることができます。細胞はALIに設置された24個のセルカルチャーインサート上にて、定流量のエアロゾルでばく露されます。 ばく露終了後、細胞毒性、遺伝毒性、細胞増殖性、酸化ストレス、炎症などの様々なエンドポイントで解析します。 (VITROCELL® アッセイガイド参照).
培地供給
培地はモジュールに静的(重量法/シリンジ)で、または培地ポンプを用いて断続/連続的に供給・交換される2パターンあります。

Base module

電解研磨済みステンレス製ベースモジュールは、
オートクレープ可能です。 20 分. / 121° C (250° F).

セルカルチャーインサート(24-ウェルサイズ)
ベースモジュールは、ステンレス製です。温度をプログラミングし、個別に制御できます。オプションとして、培地レベルをモニタリングするための透明なコントロールウィンドウの装備、ヒーティング機能の取り外しができます。
優れたシーリング加工や接続技術により、エアロゾル発生器とトップモジュールの接続において、高い気密性を実現しました。制御された真空フローを使用し、小さな排出口を介してモジュールからの排出が行われます。

特徴
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4回の繰り返しで6回希釈するため、ダブルジェットディリューションシステムが付属
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24個の培地ウェルに24ウェルサイズの以下のインサートが対応(COSTAR®/FALCON®/ThinCert®)
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耐久性に優れたベースモジュール(電解研磨済みステンレス製)
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各メンブレンへのエアロゾル供給(ウェル事にばく露可能)
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ベースモジュール/トップモジュール共にオートクレープ可能
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センサー制御されたヒーティングプレート内蔵
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オプション:培地レベルをモニタリングするためのコントロールウィンドウ