環境殺菌消毒サービス、微生物検査受託試験、エアロゾル噴霧器、研究用実験機器、細胞実験装置
VITROCELL® 6/48
Climatic Chamber Exposure Module

VITROCELL® 6/48 モジュールは、哺乳類動物に由来する細胞にエアロゾルガス、タバコ煙等の混合物、ナノ粒子、あるいは粉塵などの空気中に存在する物質を直接ばく露させる研究のために開発された装置です。このタイプで必要なモジュールは一台です。6つのインサートが被験物質のばく露に使用され、残りの6つのインサートはクリーンエア対照用です。
細胞はALIに設置された48個のセルカルチャーインサート上にて、定流量のエアロゾルでばく露されます。そのため、一回の実験で濃度段階別・用量別の反応データを得る事ができます。 ばく露終了後、細胞毒性、遺伝毒性、細胞増殖性、酸化ストレス、炎症などの様々なエンドポイントで解析します。(VITROCELL® assay guide参照)


全てのコンポーネントへの容易なアクセス
ベースモジュールやclimatic chamberでの
結露を防ぐ加熱システム
Base module
このベースモジュールは48ウェルモジュールタイプです。培地はそれぞれの供給口から各ウェルに供給されます。加熱されたベースプレートを使用し、温度を電子的に37° C (99° F)に保持します。そのため、このモジュールタイプで追加のインキュベーターは必要ありません。また、ベースモジュールはステンレス製で121° C (250° F) で20分間オートクレープ可能です。
利用可能なアダプター
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12ウェルサイズインサート
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Snapwell®製インサート
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24ウェルサイズインサート


セルカルチャーインサート
(6ウェルサイズ)
Top module
優れたシーリング加工や接続技術が施されたドッキングステーションは、エアロゾル発生器とトップモジュールの接続において、高い気密性が保証されます。
また、ナノ粒子を含むエアロゾルガスを考慮し、特別に設計された VITROGLIDEステンレス製インレットを使用しています。エアロゾル発生器から分配/希釈装置に接続されています。制御された真空フローを使用し、小さな排出口を介してモジュールからの排出が行われます。真空ポンプに接続されたVITROCELL® 校正バルブは、流量を効果的に制御します。また、トップモジュールに高品質のアルマイト処理されたアルミニウムとチタンを使用し、さらに水回路を加熱するための供給口/排出口の装備により、高精度な温度制御が可能になりました。


ドッキング・ステーション

引き出し型・施錠機構
特徴
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COSTAR®製FALCON®製やThinCert®製の6ウェルサイズのセルカルチャーインサートに対応
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耐久性に優れたステンレス製ベースモジュール
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最適な粒子吸着のため、ばく露装置の供給口デザイン
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供給口で利用可能な材質:ステンレス、VITROGLIDE表面加工を施したステンレス
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電子制御付きのホットプレート完備
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実験中にインキュベーター必要なし
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オプション:VITROCELL® 48 Plus濃度測定用(リキッドトラッピングまたはマイクロバランスセンサー)付き
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液体トラップまたはマイクロバランス用)
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121° C (250° F)でオートクレープを使用